考古学的に注目されるようになったのは2001年です。この当時、研究所の事務センターが建設中でしたが、櫃や瓶(アマゾン地域の先住民が使っていたもの)として利用されていた陶器の破片が見つかったのです。
さらなる分析で、陶器や壁面は約2千年前のものであることがわかりました。これらは分野を越えての研究によるものであり、陶器がどのように作られ、使われ、そして廃棄されたのかについての理解が待たれるところです。
このエリアでは、極度に乾燥した年の夏にのみ起きる現象があります。そうした年には川の水位が大きく下がります。ラゲ・デ・ペドロとして知られるエリアでは、冬の間や夏の終わりには水面下にある岩の文様が露出することから、世界各地から多くの見学者が訪れます。岩には人間の顔や幾何学的な文様が刻まれています。