アマゾン地域への 継続的な貢献
正確なものとそうでないものがありますが(理由が何であれ)、アマゾン地域に関して世界中で示される数字や事実には、控えめに言っても不安を隠すことができません。
アマゾン地域は、民間団体や政府、大学、企業および個人の継続的で一体となった取り組みを必要としています。
これらの気がかりな問題の解決は、私たち一人ひとりの手にかかっています。(
アマゾン創価研究所は長年にわたり、荒廃した緑地の再生に貢献し、プランテーションの生産性を高めるための研究を支援し、地域の住民、特に川沿いの人々の生活の質を向上させることを目的としたプロジェクトの実施など、その行動モデルを包括的かつ多様にすることを、何十年に渡って目指してきました。地域の住民は、この地域に何十年、何百年と暮らし、限られた土地を正しく活用しながら、自然に対して最も適切で攻撃的ではない方法を徐々に受けいれてきたのです。
環境管理
ダイサク・イケダ私有自然遺産保護区(RPPN)は社会にも配慮した環境管理を行っています
アマゾン地域は喫緊の対応を必要としています。
既に失われた、あるいは絶滅の危機に瀕している樹木の再生、森林に暮らす小さなコミュニティの生活の向上、動物の豊かな生息地、そしてこの国やこの地球を代表する森のすべてのために、喫緊さが求められているのです。
言葉よりも行動が必要です。
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トピックの詳細をご覧ください:
持続可能な開発のための教育、自然種シードバンク、科学的調査・研究。
ただ木を植えるだけでなく:
私たちの目標は、動植物を保護し、生きた保護区を維持することです。
木々の広大な多様性を誇るアマゾン地域のことを思い浮かべてみてください。多くの種が絶滅の危機に瀕しています。この地域に生息する雄大な動物相を思い浮かべてください。彼らには、ここで生き伸びてための手段が必要です。
次に、この豊かな植物相と独特の動物相の共生について考えてみてください。この富を維持するためにとられる行動が私たち人類にとってどのような意味をなすかを考えてください。
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これが、私たちがアマゾン地域について話していることです。
私たちは植林だけでなく、その理由や意味について、社会のどのレベルにおいても、人々にしっかりとした意識を広める手段を作ることを求めています。
地球とそこに暮らす生き物のために保全を継続する運動に参加することです。
アマゾン地域の様々な植物相
たとえば、マホガニーやスギは絶滅危惧種です。
たくさんの種類の樹木がありますが、それぞれに独自の意味があり、環境への非常に大きな利益をもたらしています。
多くのエッセンシャルオイル
アンディロバやコパイバの木などからはエッセンシャルオイルを抽出することができます。これらのオイルは、抗炎症の医薬品、殺菌剤、および忌避剤として近代医学、および何年にもわたり民間医療として、使用されています。
ローズウッドは、香水や医薬品として、長年にわたって多くの人々に愛用されてきました。ローズウッドの絶滅の危機は、女優のマリリン・モンローにより有名となったN°5の香水を販売するシャネルに対する抗議にさえつながりました。一部の国では、このエッセンシャルオイルは吸入、入浴、マッサージに使用されます。 インド人は傷や皮膚病の治療のため使用します。
膨大なリスト
樹木の有用性が、人間にとってのみならず、果物や種子を通して、哺乳類、昆虫、鳥、多くの水生種などの広大な動物の必要性と価値と結びつくことがあります。
これらの素晴らしい動植物への貢献は、種子を集めて処理し、最適な場所に正しく植えることから始まります(もちろんそれだけでは終わりません)。そうすれば、植えられた植物が、将来新しい種子の供給者になることができます。
私たちのゴールは「保全の継続に貢献する」ことです。
地球憲章
地球憲章は、21世紀に公正で持続可能で平和なグローバル社会を実現することを目的とした基本的な倫理原則の宣言です。すべての人々に新しいグローバルな相互依存の感覚を刺激し、家族、より大きなコミュニティ、そして将来の世代の幸福に対する責任を共有することを目指しています。
それは希望へのヴィジョンであり、行動への呼びかけです。
この文章は共通のゴールと価値に関する異文化間対話の10年の結果です。
持続可能な開発目標(SDGs)
グローバル目標としても知られる17の「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2015年に制定され、貧困と奴隷労働への抵抗、地球の保護、そしてすべての人々の平和と 繁栄のための声明です。
SDGsの「質の高い教育をみんなに」、「住み続けられる街づくりを」、「気候変動に具体的な対策を」、「海の豊かさを守ろう」、「陸の豊かさを守ろう」、そして「パートナーシップで目標を達成しよう」は、アマゾン創価研究所の優先事項であり、私たちを結びつけて人々と地球にとって前向きな変化をもたらしています。
グローバル・コンパクト
当時の国連事務総長コフィ・アナンによって2000年に発足したグローバル・コンパクトは、企業がその戦略と運営を人権、労働、環境、腐敗防止の分野における10の普遍的な原則と整合させ、行動を起こすことを求め、 社会の課題への対応に貢献しています。これは世界最大の企業の持続可能性イニシアチブであり、企業や組織の中で16,000人を超えるメンバーが、160か国・69のローカルネットワークに分散し、活動しています。
アマゾン創価研究所はマナウス産業団地に非常に近いことから、私たちは貧困、奴隷労働、社会的不公正の撤廃に向けた重要な国連キャンペーンに署名しました。